門田モン

【門】目線の変更書きが多いですね、流行りなのかな。
自称辛口批評家です。
一人称書きです、つまり自分目線での小説ですね。
前半部、書き慣れていないのか、「た」という過去形の書き終わりが多いのが気になりました。
それから、目線の変更が頻繁に行われてます。はっきりダメとは言いませんが、小説を上手くなりたいなら控えた方が良いでしょう。何故なら、読み手に心情を推測させるという技巧を必要としなくなるからです。
内容的には、桜が重要なファクターですから、情景の描写がもっともっと欲しいです。
それから死んだ妹。物語への関与はあの程度なのかな?勿体ない。
最後に作品の中で、主人公に自分は「ブスでデブで」等と語らせてますが、これは危険です。表記するのはかなりの覚悟でして下さい、読み手が興醒めしますから。
ただ、たまにはっとする表現があり、才能の片鱗は窺えました。お互い頑張りましょう。