青色シンドローム

作者神崎ゆう

多分、最初からだった。



少し青色の混ざる肌と、


どこか諦めたような笑顔。



決まらない進路調査と、


君のいない月曜の体育。






青色シンドローム




「私、全然可哀想なんかじゃないよ」


ねぇ、それは、きっと。





11.07.27~