いつも誰かの目を気にしていた。
上を見上げるだけである空の眩しく、純粋なモノがみえなかった。
――――いや、見ようともしなかった。
――――『これでいいんだ。これでいいんだ。』
そう思いながらもどこかで淡い期待をしていた。
初めてできた友達に、 ――友達が。
「私、はじめから知ってたよ!!でも、!!」
「消えればいいのに。ここから!!」
「ごめん、それでも俺は…」
「心配すんじゃねぇ。お前は―」
「私、みんなと居れて幸せだった。本当に楽しかった。―――バイバイ。ありがとう。」