作品コメント

眠空

2009年6月9日

壮大なラブロマン。
転校生、記憶喪失、自分に秘められた能力、眼力…などなど、正直既視感は否めませんでしたが、文章力や表現力、読者を引き付ける力もあり、これだけ壮大な物語を完結させられるのは、かなりの能力あってこそだと思います。

ただ、一人称なのに視点がコロコロ変わったのには戸惑いました。
個人的な意見で恐縮ですが、三人称で読みたかった作品かもしれません。

ですが、日常と神秘性の同居、それに伴う主人公の心情の変化や戸惑い、壊れゆく心理もうまく表現されていると思います。

涙を誘う程の小物使い(香水など)もお見事でした。

すごく面白かったです☆
読み終わって
思わずはぁ～とため息が漏れました(笑)

美緒が薬を試すとき、
本当にドキドキしました

美緒が無事でホットしたのも
束の間、今度は
彰がぁぁ～～～！！

ってなりました(笑)


寛人の優しさと
今までずっと美緒を守ってきた
レイナの強さにジーンときました。。


タイトルの通り、すごく
おもしろかったです☆

ドラマチックな展開に
「青い瞳の能力」というミステリアスな運命を呪いながらも惹かれあう２人の姿は単なる恋愛ではなく、その壊れそうな恋の行方は読むものの胸を締め付けます。

さらにクライマックスまでの盛り上がりは秀逸の一言につきます。

また、ところどころに散りばめられる言葉には作者のポリシーなどが感じられて好感が持てました。

特に『命を賭けるというのは…、命を捨ててもいいと思うのとは少し違う』という作中の一文は（素晴らしい！）と思いました。

引き込まれた
序幕からドキドキさせられました。
話の緩急のつけ方、主人公の心理描写、どれも上手いです。

全体の構成も良く、ラストは心地良い余韻が残りました。

最初から惹きつけられる！
プロローグからとても魅力的なストーリーを予感させます。

前半は淡い恋の行方と、背景にある謎が気になってどんどん読み進みます。

後半は悲しい運命の主人公達がどのように未来を切り開いていくのか、応援したい気持ちで読んでいました。

色んな要素が盛りだくさんでとても読み応えのある作品です。

不思議
すごく神秘的でした(´･ω･｀)
今までに読んだことのない雰囲気を持った小説だったなあと思います。

完結お疲れさまでした。

良作
個人的には彰くんが好きです


それはさておき

やはり汚れのない

一途な愛は強いですね(^-^)

ファンタジーに、上手く、そしてさりげなく恋愛要素をしこむのは

素晴らしいです(^-^)

ラストの

美緒ちゃんから彰くんへ

彰くんから美緒ちゃんへ

それぞれの手紙に

心が温かくなりました。

深く余韻が残るとともに

桜並木を幸せそうに歩く

二人の姿が目に浮かびました(・ω・)

読みごたえ十分！
３４０ページとページ数はありますが、その分色んなものが詰まっている感じがしました。

ストーリー的には、記憶喪失、転校生、そして不思議な力と、オリジナリティ的要素は少なかったですが、とても楽しませて読ませて頂きました。

揺れ動く主人公の心もさる事ながら、主要のキャラクターがしっかりと描き分けられていて、それぞれきちんと生きていたので良かったです。

愛の力は偉大だな、と感じました。読後に残る余韻も、心地良くて、とても良かったです。

絶対読んで!!
文章力、表現力がとても素晴らしく情景が次々と浮かんできました。

惹きつけて離さない物語で、どっぷりはまってしまい一気に読んでしまいました。

文句の付けようがない素晴らしい作品です！

彰くん、寛人くんとの関係や、美緒ちゃん結末が気になって仕方がないです。