【イラスト:8×8】
核家族の増加
独りっ子の増加
片親の増加
女性の社会進出と時代の流れを経て
今それらは少子化と共に国の抱える問題の一つである。
そんな世の中を改善する為の対策を兼ねた
試験区域が設置された。
『団欒地区』
そしてその中心部に造られた学園。
『茶の間学園』
家族に異常なまでの憧れを抱いていた起田麻妃は
晴れて『茶の間学園』に進学することになった。
そこは家族愛を校訓にかかげるほどの変わった学校で……?
青春を謳歌するはずの高校生活で最初に得たのは
――彼女じゃなくて妹!?