「俺と堕ちろ」
「嫌よ」
「なんだと?」
「堕としてみなさいよ」
「ふっ、面白い女だ」
「絶対に堕とす」
「やれるものならやってみなさい」
槻城 龍 (ツキシロ リュウ) 32歳
「俺に堕ちない女はいない」
×
四宮 愁華 (シノミヤ シュウカ) 17歳
「男なんて簡単に堕ちるわ」
月城会若頭 槻城 龍
冷酷非道、血も涙もない男
そんな呼ばれ方をされてきた男の前に現れた一人の女神。
四宮グループ総帥の孫娘 四宮 愁華
類い希なる美しい容姿、どこか憂いを帯びる瞳
数多の男を虜にする女神と呼ばれた女
大人の駆け引きが始まる
先に堕ちるのは一体どちら?