甘い我儘を君に。

作者織羽

社会人2年目に突入した由貴は、高校時代の彼氏に遭遇。新入社員としてうちの部署に配属された彼。終わったはずの恋が、静かに動き始める。


私はただ、


貴方に愛して欲しかった






「もっと私のこと好きになって欲しかった。」


「我儘ですよ。そんなの。」





甘い言葉を囁いて、

いつでも私を惑わせる。


なのに君はいつまで経っても、

私のことを愛してくれない。





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