笹宮あすかはある町外れにある、地元でも有名な評判の悪い女子校へと転入して来た。
あすかの自慢は制服は常に、床につくほどに長いロングスカート。
板のように細く潰した学生カバン。大好きな言葉は、氣志團の『ケンカ上等!』それに、『タイマン上等!』である。
そんなあすかを気に入らないのが、この女子校のリーダー的グループのメンバーの、悠里や七海たちである。
特に悠里はこのメンバーの中でも、一際リーダー的存在であり、外観はお嬢様気取りの悠里であるが実は隠れヤンキーであり、地元のチンピラを従える程の悪であった。
ある日の放課後、あすかは他の高校のヤンキーに因縁をつけられている男子校の生徒を助けた。
するとその男子校の生徒は、わざわざあすかを探して未来女子高等学院にやって来たのだ。
だがその男子生徒は、地元でも有名なアイドル的存在の澤士と言う少年だったのだ。
澤士を想う悠里たちグループは、それからはあすかに数々の嫌がらせをするようになる。
ある日の午後悠里たちグループは、あすかを河川敷へと呼び出した。
売られたケンカは買うのがモットーと口癖なあすかは、『タイマン上等!』と河川敷へと向かった。だがあすかは到着と同時に、悠里に頼まれたチンピラにナイフで上半身を切りつけられる。
羽交い締めにされたあすかを、悠里は今度はハサミであすかの自慢のロングスカートを切ろうとした。
最大のピンチに見舞われたあすかの目の前に、二人組みの女子高生が現れた。
何と、そんな最大な危機的状況中、女子高生は七海に道を尋ねていたのだ。
危機一髪と逃れることはできるのか?
あすかの運命は……⁇