源義経黄金伝説●第二章●源義経逃亡行ー奥州平泉・黄金王国の行方は?

作者飛鳥京香

義経はどこに消えた?奥州平泉の黄金の行方をめぐり、御矢山の武芸競技会で頼朝は戦う?また平泉黄金をねらう黒田の悪党はいかに?静の運命は。終章にて完結済み!

時代は,源平の争いから、鎌倉幕府が成立しょうとしていた時期。

 

東アジアのフロンテイアである日本は、大和国家を中心に国家を成立させた。その象徴として黄金大仏を作り、国家の勢力をシンボライズした。


平安京に奠都した大和国家は、日本を統一させていくが、平安王朝国家象徴としての黄金大仏は、武家革命勢力による内乱のため、消失。


その大仏再建を図らんため奥州併合を行い、黄金を収奪しょうとする試みが、鎌倉武家革命政権によって行われようとしている。


登場人物は、瀬戸内海荘園群を経済地盤とする、後白河法王を頂点とする貴族制西国王朝。


新興勢力である東国騎馬武士団を率いる源頼朝。


古代よりエミシの血を受け継ぐ奥州に黄金・仏教王国を構える藤原秀衡。


「新義経黄金伝説」は、これは一二世紀日本の三つの都市(京都、鎌倉、平泉)と、京都王朝につかえる三人の騎士の物語。