- 最終更新日
- 2011/07/02
- 作品公開日
- 2011/07/02
- ページ数
- 完結 13ページ
- 文字数
- 1,592文字
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作品コメント
6件
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- みかち
切ない 二人の思い。 お互い同じところを見ているのに。 お互いが違うほうを見ていると思っている。 身体はつながっているのに。 心も実はつながっているのに。 この先の未来でお互いがお互いの気持ちに正直になるだけで どちらかが思いを告げるだけで それだけでいいのに。 切なくなりました。
- かりん
こんな愛もあるのだろうか 思いを伝える事が出来ずに、その場しのぎでセフレになっていることに罪悪感を感じていると…… なんだか、魔法少女は悲しくなりました。 そういう恋愛もあるのですね。 いつかは 真実を話し愛が芽生える事を望みます。
- うのたろう
絡む身体、絡まないふたりの気持ち 主人公・タクトとマミは身体だけの関係だ。 放課後の保健室で身体を重ね、行為が終わると余韻にひたるわけでもなく、あっさりとさよならする。 高校生なのに、けっこうドライだという印象だが、このふたり、なかなか心は渇いていない。 むしろおし殺した涙で、たがいの心はびしょびしょになるほど濡れている。 タクトの一人称でプロローグから本編までが語られる。 タクトのマミに対する、決していえない熱い思い。 そこで物語が終わらず、エピローグのマミ目線。 彼女の心情でどんでん返しをくらう。 人の心の複雑さというやつだ。 物語が終わったあと、ふたりはいったいどうなるのか。 心がまじわる日はくるのだろうか。 作者の頭のなかには、その後のふたりの物語がありそうで、それを想像するのもたのしい。 ラストの一文が未来につながる余韻となって胸に残る。 そんな作品だった。