作品コメント
ログインすると作品コメントが投稿できます
- 叶夢
すごい!本格派
文句なし、最高点をつけました。
心理描写、ストーリー展開、情景描写、ホントに素晴らしいと思いました。
小説を書く者として 見習いたい作品です。
ほかの未風さんの作品も読んでみたいと思いました! - NAO
形は違えど恋により成長する男女
『あの人のようになりたい』と願った、そよ子の恋。
『いつも隣にいた』永遠を信じた、想太の恋。
『初めての友達、何でも話せる親友』ひたむきな信頼から始まった、そらの恋。
『失って初めて気が付いた』終わりからの、新の恋。
四人の男女がそれぞれ恋をし、それは複雑で今まで体験したことのないような困難な恋に発展するのだが、それにより、人間としても成長していく様が十代、二十代らしい残酷さと瑞々しさいっぱいに描かれています。
読者は登場人物の誰かに共感し、共に乗り越える術に気づくことができるのかもしれない。
逆に登場人物の誰かに反感し、反面教師として学ぶことがあるかもしれない。
傷つけるつもりはないけれど誰かを傷つけてしまっているような気がする。
そんな多感な時期の皆様に、読んでいただきたいです! - 瑠愛
何度も読み返したくなる作品
青春は、痛々しいほどの切ない思い出と共にある
そんなふうに感じる作品でした
そよ子、そら、想太、新……
それぞれの登場人物が
みんな報われない想いを抱えていて
読みながらそれぞれの気持ちを思うと
とても切なくなりました
恋というものは全てが
決して幸せの方を向いてるわけではない
それがわかっていながらやめられない
人間の感情の複雑さが繊細に描かれていて
胸にジンと響きました
痛みを経験しながらも
きっと乗り越えて
いつか想いが報われるように
そんな希望を残したラストも
晴れやかでとても良かったです
強さと繊細さを感じさせる
とても素晴らしい作品でした - 伊東ミヤコ
切ないという言葉は、この作品のためにある
友情、片想い、どんな言葉も薄っぺらく感じる。
だって、人の気持ちが、こんなに痛々しくて、こんなに純粋で、こんなに綺麗だったなんて、初めて気づかされたもの。
そよ子、そら、想太。
途中、何度もつらすぎて胸が苦しくなったけど、それぞれの想いは、ちゃんと報われた。
きっと、最高のかたちで。
どうか、読んでください。
それしか言えません。