僕がいて、君がいた。【完】

作者小折

「一生、恨み続けていいよ。」高校生の奏は、彼女のゆずなに謝り続けていた。僕は最低の事をゆずなにしてしまった。だから、君は今も僕の隣にいるんだろ?






ごめんな、



何度、君に謝ったら


この罪は消えるかな




君は今でも僕を恨んでる?



いいよ、


一生恨んで。



僕が罪を忘れないために。



ずっと、恨んでくれ。






─僕がいて、君がいた。─