時は戦国。徳川家康の正室・瀬名は一身に寵愛を受けていたが、義母に幽閉されていた。それでも、愛し合う2人だが、同盟の織田信長から2人を引き裂く命令が下る事になる。






「瀬名は私の月だ。」





どんなに


私が罪を被っていても


貴方様は私を愛してくれた






「私の為に、


貴方様が刃を混じ合わすことは


ありませぬ。」






だから、どうか



私が居なくなった暁には、


貴方様に


太平の世と誰よりもの幸せを。





2012.1.1~2012.1.30