みか

例えるなら日本版【X-メン】でしょうか?
スケールが大きく独自の世界観を確立。
文章もお上手で力のある作者様です。


人vs能力者ではなく、人vs能力者vs能力者
という理解でよろしいでしょうか?
しかしすると二頁の記述に矛盾を感じます。


大きく感じた事は全体的に『難解』です。


この作品は読者を置いてきぼりに
してる気がします。
冒頭で強く思いました。
ここがどこで、俺が誰で、何が起きてるのか、
ほとんど分かりません。


あえての演出とは思いますが、漫画と違い
読者は視覚で情報を得ることが出来ません。

文字こそ情報のすべてです。
漫画ならイチイチ説明しなくていい事も
小説では説明を省いては成り立ちません



そしてよく視点が変わりますが
そのつど誰目線なのかもう少し
説明してくれないと、読者は話を見失います。


文章にテクニックを多用したいのは
わかりますが、それが若干裏目に出て
より難解にしてしまってます。


それから根幹となる話しの進みが遅いかと。


欲を言えば、最後まで読みたくなるような
伏線が一つ欲しいところです。