EndlessRain【完】

作者Anko

また、雨が僕等の額に垂れる。


そして、その雨が僕等の悲しみを潤した。


涙も枯れた僕等には、


このニセモノの涙が欲しかった。


終わらなき雨。


EndlessRain


渇く事の無い雨が、僕等を照らす光になる。


その雨が、僕等の悲しみを癒してくれる。


EndlessRain


ニセモノだから、心が痛まないんだ。




※この物語はフィクションです。