性格と外見に難ありの大国の王女と彼女に求婚した小国の王子の恋の話。
好きだから、素直になれない。意地を張ってしまう。
すれ違う二人の恋の話。

キラキラと輝く白銀の髪

宝石のような紫色の瞳


自ら光を放つように光り輝く貴方に、

私は一目で恋をしました。


今思えば、何故気付かなかったのでしょう。

私の見ていた貴方は虚像。

貴方の優しさは偽りでした。



「貴方にとってわたくしは何?」

「君は僕の妻であり、宗主国の王女。

そうだろう?」


大国の王女と小国の公子。

相容れない想いはどこへ行く?



偽りの姿、偽りの想い。

愛を騙り、愛を語る。



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