「…ねえ、笑ってよ」
『なんで』
笑顔のないきみ
独りで孤独と戦ってるきみ
痛みが強いから
笑顔も
なくなっていった
「笑ってよ」
『うん』
「笑ってないじゃんか…!」
『もういいから行けよ。ほら』
なんでそんなに辛そうなんですか?
暗闇なんて…
追っ払ってやる
だからさ…
笑ってよ。
『お前が笑えばいいだろ』
「うっさいなあ!」
きみが笑ってない世界で
私は笑えないよ
だから
笑ってよ
私の笑顔より
きみの笑顔はずっと綺麗だよ