ゆう

なんと表現していいか…
哀しみ、憐れみ、感動、どれとも違うのか、全てが入り混じったものなのか、自分でも分からない程胸が熱くなっています

作者様の長編作品から読み始めて、そこにある運命や生の意義、抗い、時には流される人の性…知らず知らずに引き込まれ捕まってしまいました

その中でこの作品に出会い、雪を踏みしめる音が聞こえてくるような、柔らかい日差しが指す故郷の風景、緊迫した戦の中に佇む様、全てが鮮明に浮かび、気付けば涙が零れ落ちる場面も数多有り…
薩長・会津藩士など歴史的部分、漢詩についてもよく調べられていて、本当に素晴らしい作品に出会えました