旬嘉

淡々とした世界
淡々とした世界なのに、中には様々な色が散りばめられた作品でした。

永原粧子、という不思議な存在の女性の、きつく結ばれた紐を、一本ずつ解いていくようなストーリー。

それに伴い、主人公の奏が、外の世界を知っていく。

作品に張り巡らされた付箋。

構成が素晴らしい作品でした。