狂気の姫と恐れられたNo.2の夜雀の姫、雛雀。何も知らない彼女がスパイを命じられ、No.1炎龍に紛れ込む。――それが、彼女の運命の歯車を狂わした




―全ては2年前から始まった―



ぱらぱら、と


赤がずっと、

脳裏を散っている



「俺が"鈴芽"をした」



――彼はそう言って、

残酷なくらい冷たく笑った




I am

dark・mystery



※この話はフィクションであり

人物や物件は架空のものです