国立料理専門アカデミー

作者蔦倉黎

 2150年 料理が芸術と娯楽、そして文化にまで発展する時代になった。

 料理人は大学を卒業後、料理専門学校で様々な分野の料理を学び、世界中の食を楽しむ者たちを盛り上げていた。

 しかし、そんな料理専門学校も国立のものはたったひとつしかなかった。

 

それは、国立料理専門アカデミー(3年制)。


 この物語は、その学校に入学する22歳の若者6人の話。