ロシアンルーレットⅡ【ｱｸｼｮﾝｺﾒﾃﾞｨｰ/完】

相変わらずなアクション 現役の警察官である皆人が主人公の、ハードなアクション小説第二弾です。 全編通して、大体が皆人の語りで話が進んでいきます。 彼の口調がくだけているので、ハードな内容にも関わらず、軽いノリで読めます。 読むのであれば、一気に読んだ方が良いかと思います。 話が複雑且つ雑多なので、なるべく記憶が鮮明なうちに、全て噛み砕く方が吉でしょう。 これだけ読んでも問題ないのですが、引き摺っている部分もあるので、 前作から読むことをお勧めします。

刺激的な男たちとストーリーに惹き込まれる！ 何からどこまで感想を述べて良いのか悩むほど、ストーリーもキャラクターも非常に良く練られ、作りこまれた作品という印象。 ストーリーの謎部分に引き込まれ、刺激的でいい男揃いのキャラに萌え、アクションにどきどきし、過去エピソードに胸が苦しくなり、恋愛も進行…と素晴らしく盛りだくさんなエンターテイメント。 楽しかったです。男たちがカッコ良すぎです。 敢えて気になった所を挙げるなら、木戸と多恵の関係。最後に「実は…」的なエピがあるのだろうと大きく期待をしてしまいました。伏線がなにやら意味深だったもので……。 素敵なエピソードが盛りだくさんなので、どれかを際立たるために何かを絞った方が良い気もしました。 そう思わせるほど、一つ一つのエピソードが魅力的でした。チワワくんの話も読んでみたいです。

書店にｼﾘｰｽﾞで並んでいたら即、買います 本編。前作と並んで、書店に並んで いたら即、買います。 冒頭から五行間隔で笑いに導いてく れます。五行間隔で、笑える小説は 少ないと思います。その笑いを辿る うちに、知らず知らずのうちに主人 公の皆人君のとりこになってます。 皆人君とは対照的なクールな兄の 龍一さん。ｷｬﾗｸﾀｰ全て練り込まれた 設定です。 斜め読みなど出来ません。 個人的に斜め読み出来るｽﾄｰﾘｰはバツな ので、このｼﾘｰｽﾞは全ておすすめです。 右脳をフル回転させて付いて行って貰いたいです。 ちなみに一押しは色ぼけシルバーマン です。 書きだしたらキリが無いのでこの辺で やめます。 ロシアン?を読んでからおすすめです。 もちろん単独でも面白いです。