彼は黒の君。世界で無二とない黒い髪と瞳を持った世間の忌み子。歪に回っていた歯車は、数年経って正されていく。【黒の片翼】と【失墜の黒翼】の派生物語。
全ては愛しい黒の君の為に。
私は彼の望むことを。
ー混沌の黒翼ー
全ては哀しい女帝の為に。
俺は彼女の傍らで。
どうか、願わくば幸あらんことを。
【黒の片翼】【失墜の黒翼】の派生物語。