第一王女として生まれた耀花(ようか)の国は小国であった。小国故に滅亡し、耀花は母と共に敵国で暮らしていた。

昔々それはそれは大変美しい姫君がおりました。

美男美女が多い家系にお生まれになった姫には波乱万丈な人生が待ち受けていたのです。



姫の名は藍耀花(らん ようか)


今では知る人ぞ知る姫である。






※全てフィクションです。