これは私がある日出逢った、人の想いに触れることができる、不思議な図書館の話。

『アルバイト募集中 彗星図書館』


ある日、私が拾った一枚の紙切れ。


それは、「過去を読むことができる図書館」という都市伝説への招待券だった。


「ここは『彗星図書館』――星の数ほど本がある、がキャッチフレーズの、少し特殊な図書館です」


彗星図書館


「貴女が逢いたいと願う人は、誰ですか?」


――これは、私が出逢い触れた不思議の物語。



141101~