怪盗になんてなれない

作者風理

一般的な女子中学生が、怪盗(笑)集団に勧誘されたので、無駄に顔面偏差値高いを少年少女&青年を眺め眼福しつつ、ちょっとしたスリルと淡い恋と濃い青春を楽しむ話。

「ええ、だってユカリ、下見専門だも~ん。

実行班がなんとかしてくれなきゃさ」

女装少年、水野 ユカリ


「や、俺情報専門だし、現場洗ったらアトはもう知らねーよ」

チャラ男、神代 藍


「終わったなら、早くその資料回してください。

調べたところでストップしたら、けっきょくこっちに情報来ないじゃないですか」

イケメン少女、佐竹 美鈴


「みりんちゃん、ちょっとお硬いぞ~?

もっと中学生らしく、元気いっぱいスペシャルド派手にやっていこ~!」

スペシャル馬鹿、琴 なずな


「とりあえずお前ら、目の前にある資料読んでから雑談してくれない?」

常識人、篠崎 俊


「やばい、6人いて半数が馬鹿とかやばい」

私、小磯 唯



ハーレムと見せかけて、実のところ攻略対象は篠崎俊ただ一人!

ぶっちゃけ自分よりも他カップルの恋愛色の方が強い!

誰得怪盗どこいったストーリー、ここに始動!



*ギャグに留めてはございますが、ボーイズラブ、ガールズラブの成分が含まれております。

*怪盗と銘打っておりますように、若干の窃盗描写、暴力描写等がございます。