田舎から上京して6年。やりたいことが見つからず給料がいい家政婦をしている。働いている屋敷は少々変わった職場だった。名前は番号呼びが当たり前で雇い主の姿が見えないのだ。深くは考えないのがこの職場のルールだ。変わった職場だがムカつく上司はどの職場でも必ずいるらしい。執事の2人に苛立ちながら今日も大量の…

下っ端家政婦23番




「私は家政婦23番です」




「名前ですか?私は23番です」




「えっ?本当の名前?ごめんなさい。23番でお願いします」




「えっ?名前がないわけではありませんよ。職場では23番と呼ばれてるだけです」




この職場では名前を名乗ってはいけません




名前を覚えられてはいけません




雇い主にも教えてはいけません




最初に教えられたのは名前を隠せということ




【私は家政婦23番】







※無断転載・盗作は規則違反です。マナーを守りましょう

※誤字・脱字がございます。

文章能力が低い作者のためご了承ください。

完結したら直す予定です。

※この作品はフィクションです。団体名など、現実のものと一切関係しません。