僕らの出会いは最悪だった。
だから僕はこんな事しか言えなかった。
「ごめんね、僕はあんたらが嫌いだよ」
だけど彼らはこう言った。
「ハハッ、お前さいこぉーにうざいな!」
うざ金髪チャラ男野郎
「モグモグ…ぅえー、そうなの?じゃーこのハンバーグ食べる?美味しいよー!モグモグ…」
大食いチビ
「いいよ、いやむしろ嫌ってほしいくらいだ!!そして俺を是非罵ってくれ!!ハァハァ…」
変態ドMイケメン
「俺の事は嫌いで構わないが、この中の誰かを好きになりそいつと発展してくれると俺はすごくありがたい。そして素振りしてくる」
クールな体育会系腐男子
「あっそ、別にどうでもいいよ。ゲームの邪魔すらしなければ」
毒舌ヲタク男
「…あ、はい」
そして、色々問題のある僕。
そんな僕らが繰り広げる、全くまとまりのない変な物語。