父の指示により、魔術師に弟子入りすることとなった水川渚。しかし彼女の〝先生〟はやる気があるのかないのかよくわからず――。

水川渚は〝魔術師の家系〟ということで、大多数の若者が憧れる異能に割と近い位置で生活していた。

とはいっても、近いだけで直接触れることの無かった渚に、父から「魔術を学べ」と命じられる。

紹介された〝教師〟は、やる気があるのかないのかよく分からない人で――。

女子高生が掃除したり料理を作ったりする初心者ファンタジー……ファンタジー?


〝いや、姉ちゃん、それ、本当に大丈夫なのか……?〟