茉莉花と出会った京香は彼女の甘い罠にハマっていく。彼女もそして柚華も、何も知らないままその時は迫っていた。『もう、やめれば…?』そして、安志も動き出す...ーー
崩れてく
貴方を愛していた仮面が
あの子を陥れる為の仮面が
『あなたは何も悪くないのよ』
悪魔の囁きに。
「貴方なんていなければよかったのに」
私の心が
私の愛が
崩れて、壊れて、狂っていく。
もう、後戻りはできない...
ねえ、助けて...
私はこの想いを
この願いを
どうしたらよかった?
もう
貴方には届かないの?