幼馴染という理想郷を壊したいのに、壊せない。
君を想う感情はあまりにも汚くて、
僕ら"幼馴染"にとって、
ひどく不釣り合いなものに思えた。
「ごめん。この子、俺のだから」
友情と愛着と依存と寂しさと安心感が
混ざり合って、上手く整理ができない。
「なに空見ながら浸ってんだよ、きめーなまじで」
「……ひどすぎませんか」
*幼馴染み5人(♂4♀1)が拗れるお話*