完結おめでとうございます
物語は主人公と元カレが別れてしまうシーンから始まる。
サクラと別れたくない
というシーンからだ。複雑なシーンから物語を始めるのは簡単なことではない。序盤から作者の文章力を感じた。作中でハルが「初心でいたいんだ」というセリフがある。それは作者自身もそう思っているのではないかと感じた。（違ってたらごめんなさい）

次の物語ではお互いが控えめに、そしてピュアな恋愛をしていく。とても感動しました！

次の物語では「春の通学電車」とは全く異なった作風で描かれている。ピュアさは変わらないが、主人公の人柄が変わっていて。しかも人物像がしっかりしている。このことから、作者はとても感受性豊かな人間であり、日常生活でも観察力のある方だと思えた。