零は美男美女一家に生まれた。その中で最も尖った醜女、それが零だった。日に日に増える痣と傷。零は誰よりも死ぬことを望み、誰よりも生を望んだ。愛、浮気、暴力
私は存在しない。
この世界にも
この世にも。
だから、私は
自分に言い聞かせるんだ。
私なんて死ねばいい。
早く死ねばいいって。
こんな気持ちは、この先ずっと変わらない。
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若干ファンタジーです!
※フィクションです。病気の事はあまり知らないため、症状、治療について間違っている場合がありますので、不快にさせてしまうと思いますが、読んで頂けたらと思います。