毎日毎日、同じ事の繰り返し。
真二はこのキヨダ高校が嫌いだった。
大学合格しか狙わない、高校を大学に行くための通過点としか考えていない、
そんなガリ勉ばっかりのキヨダが。
そんなある日、真二の家に一本の電話がかかってくる。
それは今まで行方不明になっていた、伯父からのものだった。
そしてその電話をきっかけに、
多分一生再会する事などなかっただろう人物に、
出会うことになってしまった。