オレは、この暗い闇の中で育った。



裏切りを重ねて、

人を殺してきた。



でも、この手を掴んでくれるヤツが現れて、正直、心が温かくなった。


オレは愛されているんだ。


たった一人でも。


貴方だけでも愛してくれるなら、オレは嬉しいんだ。



暖かくて、愛しくて。お前に出会ってなかったらこんなに涙が減らなかっただろうに…





――――――…でもな、結局血で腐りそうだったになったのは、お前が死んだからなんだ。


オレの所為、かもしれない…


生きることとは違う、


            …死ぬのは、怖いか?