真っ白な雪と光

作者篶森 風月

『生き抜く事が優しさなら、なんて残酷な優しさだろう。』

さぁ……共に。




―――「死にたいの?」

――「………そうよ。」


―――「へぇ。」


――「止めないの?」


―――「止めないよ。」


――「どうして?」


―――「それは…ーーーーーー」




独りに慣れてた私。



―――「行くとこ無いなら、来る?」


――「え?」


寒い冬の


雪が降る中、


私と彼は、


出会った。


暴走族

×

自殺願望少女