「つまづいたって、転んだって、泣いたって、すがったって、いいんだ。」
『私は、自分が弱くて良かった。弱さを私は、誇りに思うわ。』
「強さなんて、結局誰にも分からない。何が不幸でなにが幸福なのかも人それぞれだ。………俺は、そう思うよ。」
『何かを……守りたいなんて、初めて思った』
繋がりは、孤独。
共通は、悲しみ。
出会いは、
死の淵。
………これは、きっと現実だ。
奇跡のスイッチは、偶然だった。