感じる文学
こういう話、大好きなんです。
蘇るとか、和の雰囲気らしいタイトルに文章。全部がつぼでした。

だからこそ、謎で終わらすというやり方が少し残念でした。何というか「雨の化身」には一体どういう意味が込められていたのだろう、と考えてしまいました。しかし、読者にそう感じさせるほど、この作品には大きな力があります。

どうやらプロトタイプということなので今後に期待という意味を込めて星三つです。オムニバス形式のこの作品も読んでもみたいものです。しかし川のせせらぎのような文章は見習いたいものです。羨ましい限りです。

「淵底に沈む、」心で感じる文学。
是非、魔法のiらんど、いや全ての訪問者に読んでもらいたい。