泰平の江戸中期。華やかな時代の裏に潜む人々の闇と己の宿命に立ち向かう“修羅”と呼ばれた青年の物語…ー。

 

 紫色の髪


 氷の眼


 漆黒の刀


 散る鮮血…


 踊るように人を斬る


 皆は男を


 “修羅”と呼ぶ


 修羅が背負った


 悲劇の“宿命”


 募る“業”


 全ては緋色の月の夜


 自ら犯した


 “贖罪”の為に…