「この痛みがある限り私は、生きている。」


当り前のこと。

人は皆生きている限り心も身体も痛みを感じる。

だけど儚げに、それと同時に愛おしそうに傷跡を見る少女には、生きているという証は、この傷の痛みしかない…


また今日もその証を刻む。

大好きな漆黒の夜に…