春の終わりを告げる
強い風が木の葉を揺らす。
がさがさと音をたてる大木の下で
一人の少年が俺に言ったんだ
「僕と遊ぼう!君が僕の大切なモノを見つけられたら..君の勝ち!」
俺は何となく頷いた。
少年は....
無邪気に笑っていた。