雨の日の花火大会

作者文てぃん

自分のささやかな夢が入った花火大会の日の話。

「今日雨降っちゃったから花火大会は延期だろうね。月曜日になるんだったかな?」彼女は雨で制服が濡れるのをどうにか防ごうと鞄を傘代わりに使っていて俺の話はあまり聞いてないようだった。


夏休み、7月、花火大会。

でも雨で延期になった日の俺の帰り道。