彷徨いの海

作者

何の為に自分が生まれてきたか、自問自答を繰り返す。


だけれど、その果てがないのもわかっている。


人は個々な生き物であって、決して存在理由も一様ではない、と。



それなのに…それなのに。


いつも、新たな理由を求めているのは、なぜなのだろうか。