……あたし、白井あやかは虐められてた…
昨日まではあの子が標的だったのに
今回の標的は…
―――あたしだった。
皆、あたしのことを見下した。
誰も…手を差し伸べてくれなかった…。
こんな世界で生きていたあたしに…
一筋の光が見えた。
岡崎ゆう…
あたしと、たったひとりだけ、
同じ目線で話してくれたゆう。
彼女は…自殺しました。
あたしの為に…
自分を犠牲にしました。
ゆうは…あたしの為に死んだ…
――……あたしのせいで…命を落とした。
今でも…ゆうには感謝してるよ?
ゆうが居なかったら、
今のあたしは居ないもん。
―――ありがとう…そしてごめんね…
【この物語はフィクションです】