みふう

美しく儚く
まるで異国の絵本を読んでいるような、美しい情景の浮かぶ文章でした。

ストーリーの流れから、
最後は悲しい別れが待っているのだろうなっと何となく予感はしていましたが。

予想以上のラストに、
胸が苦しくなりました。

消えかけている炎が、
最後に一瞬激しく燃えるような、
そんな恋のようでした。



いつかまたきっと、会える。

そう思えるラストで、
読後も爽やかな気持ちになれました。