きみのて

作者藍那

きみのてはとってもあたたかくて、




優しくあたし包んでくれた__





1度触れたきりのきみのて。





でもまだ、あの感覚は。





忘れていないよ、





忘れたくないよ、





人生ではじめての、




辛い恋、心からの愛___...






*   *   *   *   *



小学生の恋なんて、ただのお遊びだ。

…と、そう思っているアナタ。


この小説を読んで、

本当の愛が。恋をする事の意味が。

きっと…きっと、見つかるはず――





小学6年生・明るいけど、どこか欠けてる

【萩野 由帆 -yuho hagino- ♀】


と、


小学5年生・クールに見えて、実はシャイな

【屋鍋 翔兵 -syohei yanabe- ♂】







ふたりは、この恋を通して、脆く儚い、

「人を愛する事の意味」を見つけた___