教室の隅で・・・

作者有希

ノンフィクション小説「あんたなんか好きになりたくなかった。友達なんていらなかった。私はなにもいらない。なのにどうして?温かい人達を求めてしまう自分がいた」

日の当たらない

教室の隅で


ずっと

ずっと


君に恋焦がれてたんだぁ




あたしね



ずっと

ずっと



小さく泣いてる自分は

この教室で一番

カワイそうな女の子なんだと

心のなかで思ってたよ




笑えない

泣けない



本当の自分が

どこにいるかさえ

分からなくなった自分は



こんなちっぽけな教室で



迷って

迷って



居場所を求めてたんだ




だけど



本当は




本当に




そうなのかなぁ??





私君が大好きだったのよね??