時は戦国の世
ある国を統括していた将軍の息子がいた
彼はひどく弱虫で、とても将軍の息子とは呼べず
刀の稽古ひとつ受けようとはしなかった。
そんな彼が、
なぜ戦国の世でその名を知らしめ、
異国の文化に深く感心を抱き、
そして、片目に傷を負っているのか…。
『瑠璃…。僕、怖い!!異国には、危ない妖怪がうようよしてるんだよ?』
「妖怪?あはははは!!政宗…。そんなもん、異国にはいないよ?ほら、こっちにおいで。アンタに、世界を見せてあげる。」