もしも、扉が開いたなら・・

作者佐久島 亜仔

差し出された手はただ、救いの手だと思ってた―・・たくさんの世界の鍵。あなたも覗いてみませんか?(ちょっとした短編の集まりっぽいですが、ちゃんと話は繋がっています)






差し出された手は、


救いの手。



ゆっくりと僕は


手を伸ばした。





一人の少年が扉を開ける。







歩くことを止めない少年は、

何を求めて歩いているのだろう。