ハダシのシンデレラ

作者仲田

汚れて醜くて不細工な少女は、道に迷っていました。


自分の道なのに、わからない。


どこに進めばいいのかわからない。

                   戻れない。


右も左もわからない。



ただ、そこには



〝 現 実 〟が あ る だ け 。



12時に近づくほど、



焦る転ぶ泣く。



そんな彼女は、



ハダシのシンデレラでした。